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第70回地学団体研究会総会を終えて

総会準備委員会 

 8月19日~21日の3日間(22日・23日のポスト巡検を含めると5日間)、第70回地学団体研究会総会が埼玉県小川町で開催されました。全国から予想をはるかに超える多数の参加者(会員192人のほか、町民・日曜地学の会など100人以上)をお迎えすることができ、盛会となりました。暑いなか北海道から九州まで遠路ご来訪いただいた会員の方々、普及講演会等にご来場いただいた町民の方々をはじめ、大会にご参加いただいた皆様に、厚くお礼申し上げます。

 これまでの地団研の創造活動と普及活動の成果を確認しさらに深めた「科学運動・原発・学術」の各シンポジウム、活発な議論で盛り上がった「ポスターセッション」、小川和紙と細川紙についてご紹介いただいた「会員向け普及講演会」、小川町史編纂に関わった会員の経験を活かした「町民向け普及講演」など、いずれも好評でした。「子ども向け川原の石しらべ」や「学生向けワークショップ」も大変喜ばれました。「ポスト巡検」は台風9号の直撃を受けましたが、各コースとも臨機応変に日程を変更するなどして切り抜け、無事帰着することができました。

 総会を終えるにあたり、総会が成立し、盛会となったことをご報告するとともに、ご講演いただいた新田文子様、共催いただき会場・運営等で便宜を図ってくださった小川町および小川町教育委員会、運営等でご協力いただいた方々に、深く感謝いたします。

 来年の地団研総会は8月下旬に北海道旭川市で開催されます。現地での再会を期して、また一年間頑張りましょう!



   総会の日程・詳細なプログラムは,準備ニュース No.8 をご覧ください

“青石と和紙の里”小川町へ集まろう
─第70回総会(小川町)の成功へむけて─

 第70回地団研総会が,8月19日~21日に埼玉県小川町で開催されます。多くの会員のみなさんの参加をお待ちしております。

 関東山地北東縁に位置する小川町は、三波川帯・秩父帯・押しかぶせ地塊・小川盆地の新生界などが分布し、西南日本の内帯と外帯の要素を合わせもっています。このように多彩な地質から“地質の博物館”といわれる小川町の特性を生かし、小川町総会では、さまざまな魅力的なプログラムが用意されています。

シンポⅠ「地域にねざした科学運動─創造活動の成果を市民へ─」(科学運動シンポ)では、頻発する地震や火山災害に対する市民の関心と地学への期待が今までになく高まっている状況のなかで、数10年にわたって継続してきた普及活動をどのように発展させ、市民の期待へ応えていったらよいかを、実践例をもとに探ります。

シンポⅡ「福島第一原発事故による低線量汚染の実態と、原発団研による汚染水問題への取り組み」(原発シンポ)では、関東地方の低線量汚染の実態と要因について、気象や地形的要素などから考察します。また、福島支部をはじめ各地の会員が参加して組織された「原発団研」の活動と成果を交流し、地団研の原発問題に対する今後の活動の視点も議論します。

シンポⅢ(学術シンポ)では、糸魚川総会のテーマを引き継ぎ、“隆起”の視点からさらに議論を深めていきます。シンポⅢは、(1)「本州中央部における隆起とその火成造構的背景」(2)「震害と地質構造」の2本立てです。(1)では、専報38号「フォッサマグナの隆起過程」以降に蓄積された資料をもとに、フォッサマグナ(本州弧中央部)における隆起過程に地下深部での火成・造構過程がどのように反映されているのかを探ります。(2)では、2011年東北地震による震害をまとめた専報60号の成果などから、震害と地質構造との関係を浮き彫りにします。(1)と(2)の間には、火山・地震・気象の予知情報グループのリーダーとして国際的に活躍されているD.R..Choi氏の講演「地震予測の最新の状況」をはさみます。

会員向け講演会「ユネスコの無形文化遺産『細川紙』と小川和紙─手漉き和紙の魅力とその歴史─」では、小川町立図書館長の新田文子氏が講演します。町民向け講演会「地質の博物館 小川町の大地4億年のたび」では、地団研埼玉支部の会員が調査・刊行に力を注いだ『小川町の自然 地質編』の成果を紹介します。また地元の子供向け企画として、夏休みの自由研究にもぴったりな「子ども向け川原の石しらべ」を行います。若手会員向けの「学生向けワークショップ」では、小川町等で採集した岩石の偏光顕微鏡による観察・同定講習を行います。

日頃の会員の研究や活動の成果を発表・交流する場として、ポスターセッション、団研写真展、自慢の露頭写真展を行います。巡検は、半日のプレミニ巡検4コース、日帰り・宿泊のポスト巡検6コースの計10コースが用意され、岩石・構造・第四紀・古生物・文化財・ジオパークなど、自然から人文にまたがる多彩な内容で実施されます。さらに、小川町総会参加者への記念品として、丈夫なトートバッグと手漉き和紙製のコースターのセットを用意しました。

 地団研創立70周年、第70回総会、50年継続500回に達した日曜地学ハイキングなど、地団研にとって節目となる年の総会です。全国の会員のみなさん、この夏は、“武蔵の小京都”小川町でお会いしましょう。“関東灘”といわれる美味しい地酒も待ってますよ!

(小川町総会準備委員長 本間岳史)


 最新宿泊情報  7月24日現在の空き人数
  女性教育会館    0493-62-6661 19日72名、20日120名 (団体のキャンセルがありました)
  東松山第一ホテル  0493-25-1515 19・20日: S 喫10 禁5
   シティホテル東松山 0493-25-1300 19日: S 喫13 禁1  20日: S 喫14 禁3
    *料金などは 宿泊 で確認の上,直接お申し込みください.

 巡検の追加募集申込みがあります。事前申込みと一緒に,7月31日まで。
 団研写真展・「自慢の露頭」写真展への応募も7月31日〆切です。

 事前申込みは,7月31日までです。
 巡検申込み〆切が近づきました。7月8日までです。
 ポスターセッションへの応募〆切を7月8日に延長します。
  何かネタをお持ちの方,応募をお願いします。
 旅館・ホテルの申込みをお急ぎ下さい。
  団研写真展・「自慢の露頭」写真展への応募も宜しくお願いします。
   こちらは,7月31日申込〆切です。

 6月29日
  会場案内・シンポジウム・学生向け企画・市民向け企画・夜間小集会を更新しました。

第70回地団研総会(小川町)要旨集原稿作成要領を掲載しました

  • 作成要領:ひな形の word ファイルを開き,そこに記述されてることに基づいて,作成してください。
     
  • 提出方法:word で作成した原稿を PDF ファイルにエクスポートして,メールに添付し,各担当へ提出してください。
     
  • 提出締切:7月10日

第70回地団研総会(小川町)参加申込を始めました

 ○ 事前申込み締切 :7月31日。ただし、巡検申込みに限り7月8日

 ○  参 加 費 :
  • 一般事前申込 2,000 円(当日 2,500 円)        
  • 一般非会員は、事前申込 2,500 円(当日 3,000 円)        
  • 学生・院生(会員外も)は事前・当日とも 500 円
 ○  電子メールでも事前登録できます
  参加申込み書エクセルファイルを添付して送付してください。
  申込先:chidanken.ogawa@gmail.com

総会ホームページを更新しました

  • 2016年6月9日 小川町の紹介 6,総会準備ニュース No.6 を公開
  • 2016年6月1日 参加申込み書式 を公開
  • 2016年4月29日 シンポジウム,学生向け企画,巡検,小川町の紹介 5,総会準備ニュース No.4~5 を公開
  • 2016年4月24日 宿舎, 小川町の紹介 4,総会準備ニュース No.2~3 を公開
     
  • 2016年3月21日 アクセス,小川町の紹介「青石の里・小川町」第0~3回,総会準備ニュースNo.1 を公開

<地学団体研究会第70回総会・学術大会のお知らせ>

 会期:2016年8月19日(金)~23日(火)

 会場:埼玉県比企郡小川町 リリックおがわ(小川町民会館) ほか

 内容(予定)
   19日(金)
    プレミニ巡検・会員向け講演会/夜間小集会・ワークショップ
   20日(土)
    シンポジウムⅠ/ポスター/シンポジウムⅡ・普及講演/総会議事/コンパ
   21日(日)
    シンポジウムⅢ-1/ポスター/シンポジウムⅢ-2
   22日(月)・23日(火)
    日帰り巡検・1泊2日巡検

  ※ 詳細は,今後発行する「そくほう」ならびに本HPでお知らせいたします。


地学団体研究会ホームページはこちら