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 巡検

 最終更新日:2016年8月6日

総会巡検受付は終了しました


総会巡検一覧

  • 学生・院生会員には、費用の半額を補助します。
      
  • 費用は、日帰り巡検は当日の集合場所、泊を伴うものは宿舎で夕食時に徴収します。
      
  • ポスト巡検で定員に達しない場合は、中止とさせていただきます。その際は、申込者にご連絡いたします。
      
  • 傷害保険加入のため、参加申込時に氏名(フリガナ)・性別・生年月日を忘れずにご記入下さい。

プレミニ巡検 8月19日(金)半日;昼食を済ませてご参加ください。少人数でも実施します。

区分 タイトル 巡検コース 人数・移動 費 用 案内者
A



中世板碑石材の採掘・製作遺跡を訪ねる 集合:「リリックおがわ」駐車場 12:30
(1)大聖寺(六面橙と板碑)(2)槻川河床(点紋緑泥石 片岩の露頭)(3)割谷遺跡(板碑石材の採掘・製作地: 不用石材が大量に堆積したズリ、ヤ穴痕・工具痕のある点紋緑泥石片岩の露頭など)
解散:「リリックおがわ」駐車場 15:30
 11名

案内者等の自家用車で移動
150円

交通費+保険代
本間岳史
栗原直樹
久保田郁夫
 2014年10月に国の史跡に指定された中世板碑の生産地「下里・青山板碑製作遺跡」や、6枚の青石(緑泥石片岩)を六角筒型に組んだ大聖寺の六面瞳(六角石塔婆)と板碑、槻川河床の結晶片岩露頭などを訪ね、緑泥石片岩の特性と中世以降の石材への利用を考えます。    
B





岩殿丘陵北部の中新統層序と古生物
−サメの歯から穿孔貝まで−
集合:「東松山市化石と自然の体験館」
(東松山市葛袋工業流通団地の板東山公園内(公共交通機関なし)車:東松山IC利用で約2.4km) 12:00
 または東武東上線高坂駅西口 11:30

(1)「体験館」(ア:岩殿丘陵の地質・古生物の学習、イ: 神戸層のズリから篩やハンマーを用いて化石採集の 体験、ウ:全体まとめ)(2)東松山市神戸・鞍掛橋上流の河岸露頭の観察
解散:(2)の露頭16:00
 15名

自家用車での参加者は直接「体験館」へ。
東武東上線高坂駅より会員の車による送迎あり
1,250円

「体験館」入館料+資料+保険代
千代田厚史
原田吉樹
 関東地方ではめずらしい化石の発掘体験施設(2016年4月1日オープン)を見学し、サメの歯等の化石発掘を体験する。運が良ければパレオパラドキシア等の歯が見つかるかもしれない(ただし、貴重な化石は研究に提供)。神戸層の岩相や古生物から、堆積様式や古環境について意見交換する。    
C



海洋地殻とマントルの破片をみる
―関東山地北東部、木呂子メランジュ―
集合:「リリックおがわ」駐車場 12:00
(1)小川町の木呂子林道沿いの露頭
解散:「リリックおがわ」駐車場 15:30
 18名

自家用車で移動
150円

交通費+保険代
松岡喜久次
松井正和
 秩父帯の岩石と白亜系の栃谷層の境界には、木呂子メランジュが狭長に分布しています。このメランジュは主にアクチノ閃石岩からなり、4億年前の角閃岩や変斑レイ岩、砂岩や泥岩などの岩塊を含んでいます。本コースでは、これらの岩塊とアクチノ閃石岩を観察し、木呂子メランジュについて考えます。    
D




跡倉ナップと
古生代閃緑岩
集合:「リリックおがわ」 11:45
(JR八高線で竹沢駅へ移動)
(1)第一石産小川町工場内の露頭 (2)金勝山登山道で 金勝山山頂(第一石産工場立ち入りは現在交渉中。 万が一変更の可能性もあります)
解散:「リリックおがわ」 15:40  
 6名

車での参加希望者は連絡のこと
150円

交通費+保険代
佐藤和平
保科 裕
 跡倉ナップの構成要素である栃谷層(=跡倉層、白亜系)の砂泥互層の観察。および古生代ペルム紀の石英閃緑岩である金勝山石英閃緑岩の観察。また、金勝山石英閃緑岩によって熱変成を受けていると考えられているホルンフェルス(ザクロ石を大量に含む)を観察する。     

ポスト巡検 8月22日(月)〜23日(火)

区分 タイトル 巡検コース 定員・移動 費 用 案内者
E





利根川の流路跡をたずねて
 22日(月)
 (日帰り)
集合:22日(月)春日部駅西口 8:30
(1)旧幸手高校の流路跡B (2)高野河畔砂丘 (3)赤堀川(遠望) (4)カスリーン公園(昭和22年の利根川決壊カ所) (5)志多見河畔砂丘 (6)会の川の流路跡B(羽生市下川崎) (7)行田の古墳公園 (8)桶川市加納の綾瀬川断層 (9)綾瀬川の源流
解散:高崎線桶川駅17:00頃
 11名


ワゴン車
利用
5,050円

交通費+保険代

昼食は各自
清水康守
埼玉沖積層研究グループ
・流路跡埋積砂層の採取(ハンドオーガーボーリング、B)と観察 →(1)@近世初め、(2)中世・河畔砂丘の砂の観察→高野、志多見
・加須低地形成の鍵を握る綾瀬川断層(元荒川構造帯西縁断層)の変位地形
F





関東平野西緑の鮮新-更新統
―関東平野の始まりを見る―

 21日(日)〜
  22日(月)
  (1泊1日)
集合:21日(日)奥むさし旅館(飯能市)  19:00
夜は学習会とコンパ【泊】
22日(月)8:30出発車に分乗して埼玉県飯能市から東京都青梅市にかけて観察 (1)飯能市矢颪凝灰岩 (2)飯能市阿須仏子層の海進ラグ (3)青梅市千ヶ瀬タフ (4)青梅市友田タフ
解散:22日(月)JR青梅線小作駅
 15:00
 14名

自家用車で移動
8,050円(予定)

交通費+朝食付宿泊費+保険代

宿泊先:奥む
さし旅館(TEL:042-973-2766)
倉川 博
関東平野西縁丘陵団体研究グループ
 関東平野西緑地域に分布している鮮新-更新統の飯能層、仏子層を北から南にかけてご覧いただきます。飯能層中の矢颪凝灰岩、仏子層中の海進ラグ(通称ころころ石)、2.6Ma付近の広域テフラ(千ヶ瀬・友田テフラ)を観察。(詳細は、参加希望者に個別に連絡します)
G




長瀞と自然の博物館で国天然記念物を巡る
  22日(月)
  (日帰り)
集合:22日(月)秩父鉄道長瀞駅集合
 10:00

(1)岩畳(三波川結晶片岩) (2)自然の博物館(国天然記念物、古秩父湾海棲哺乳類化石群) (3)親鼻橋(紅簾石片岩露頭) (4)栗谷瀬橋(蛇紋岩露頭)
解散:秩父鉄道親鼻駅 15:00
 10名

徒歩
  50円

保険代

昼食は各自(博物館周辺に飲食店もあり)
埼玉県立自然の博物館
 名勝・天然記念物の長瀞で三波川結晶片岩を観察。そして、今年新たに国天然記念物に指定された「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」のうち、パレオパラドキシアを中心とした海棲哺乳類化石群などの展示を見学する。
H






群馬県下仁田町金剛萱で発見された巨大地すべり、旧石器遺跡、下仁田ローム層を訪ねる
 21日(日)〜
  22日(月)
 (1泊1日)
集合:21日(日)「リリックおがわ」駐車場
 17:30頃

電車又は参加者の乗用車に分乗して、下仁田町下仁田自然学校合宿所(かぶら宿)へ20:00頃着―夕食・学習会・コンパ【泊】
22日:8:00合宿所(250m)出発 @山道を金剛萱(700m)へ(腰高の四輪駆動車でしか登頂は困難。普通車の場合、途中から徒歩)
解散:22日(月)上信電鉄下仁田駅前
 15:00頃
 12名

電車
現地では自家用車、徒歩で移動
1,050円

前泊:かぶら宿+保険代

朝・昼・夕食代・交通費は各自
小林忠夫
小林雅弘
斉藤尚人
佐藤和平
中村由克
・旧石器遺跡が残された金剛萱の位置、地形、地質など・巨大地すべりの概観、旧石器遺跡発掘地の観察、両者の関係など・下仁田ローム層40万年間の歴史、累積・保存の実態を探る・希望者は金剛萱山頂(788m)へ登山(往復約1時間)
I





中新統秩父堆積盆地のはじまリ
 21日(日)夕方
  〜23日(火)
 (2泊2日)
集合:21日(日)「リリックおがわ」18:00
 宿泊先へ移動【泊】
または22日(月)西武秩父駅 9:00
(1)盆地北部日野沢川流域 (2)石間戸の不整合 (3)取方の大露頭 (4)ようばけ周辺など
解散:8月23日(火)西武秩父駅15:00頃
 11名

自家用車で移動、参加者の車
 3,300円
宿泊代+保険代等
昼食・夕食代・交通費は各自
宿泊先:影森自然学校
 岡野裕一
秩父盆地団体研究グループ
 秩父盆地の中新統最下部層を下位から観察し、堆積盆地発生期の環境変遷などを考えていきます。また、基盤の中古生層との不整合露頭も観察します。川沿いに広く露出する露頭で、中新統と基盤の不整合関係をじっくり観察することができます。さらに、盆地発展期の地層の観察や、化石採集も行います。学生さん大歓迎です!!
J







秩父・下仁田ジオパークを訪ねて
―地質と風土の関連を探る―

 22日(月)〜
  23日(火)
 (1泊2日)
集合:22日(月)「リリックおがわ」駐車場
 8:30

(1)美の山(盆地地形) (2)親鼻橋(紅簾石と甌穴) (3)水潜寺(付加体) (4)大田(河川と米・歴史) (5)取方(海底地すべり) (6)ようばけとおがの化石館 (7)犬木の不整合(新第三系と白亜系)下仁田町【泊】
23日:8:30発 (1)町並み見学(旅館から徒歩散策) (2)中小坂鉄山製鉄所跡見学 (3)下仁田町自然史館・ジオサイト見学
解散:23(火)高崎駅16:30頃
 8名


ワゴン車
利用
 17,350円

交通費・宿泊代・夕食・昼食代・入館料・保険代

宿泊先:下仁田館(TEL:0274-82-2031)
吉田健一
関谷友彦
石井利子
 秩父地区では、秩父の地形に深く関係している多様な地質。そして地形に寄り添って営まれてきた秩父の歴史。本年指定の国天然記念物を見学。下仁田地区では、中央構造線の北側に分布する丹波-美濃-足尾帯の泥質岩と領家帯の花崗岩の接触部に生成した磁鉄鉱床とその製鉄所跡を見学します。この製鉄所は日本の近代製鉄のさきがけとなった施設であり、地域の人々が大地とともに暮らしてきたことが体験できます。


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