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地学団体研究会埼玉支部 HP版 「みんなの地学」 自然と人間 No.3 石造物の石材
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寺社や道端にある古い石仏、石碑、石段などを石造物とよんでいます。その中でも信仰の対象となるものを石仏とよび、道祖神、地蔵尊、庚申塔、馬頭観音、供養塔などがあります。これらは江戸時代に立てられたものが多く、上屋をかけて大切にされています。多くの石仏は灰色をしており、石仏の表面には1mmくらいの大きさの四角の斑点がみられることがあります。
墓石の石材を調べる機会があり、白い四角のはん点(斑晶)は斜長石で、その間を小さな針状の斜長石と粒状の輝石がうめている(石基)ことがわかりました。このような岩石の特徴は斑状組織といわれ、マグマが急に冷えてできた火山岩の特徴です。また、斜長石と輝石という鉱物の組合せから安山岩に分類されます。安山岩は磁鉄鉱などの磁性鉱物をふくむので,強力磁石がつくことでも確かめることができます。
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