前日までの雨と寒さがウソのような好天に恵まれ、約100名の参加のもとに実施しました。東武東上線武蔵嵐山駅に10時に集合し、10時25分ごろ出発した。狭い道路や信号もどうにか順調に通り抜け、約15分で都幾川、さらに15分で最初の最終地の根岸に到着。サメの歯は見つからなかったが、レキやタフを見たり、シルト中から多くの貝化石を採集した。予定時間をかなりオーバー。次はくらかけ橋南岸で昼食。係は高校生を中心に小川を渡るための橋づくりである。丸木2本(1本はくさっていた)に板を打ち付けて何とか渡れた。ここはサメの歯の宝庫であった。あとはシルト中のタフをおいかけながら、アッシュピソライトや化石をさがしながら岩殿観音へ向かった。観音堂ウラでまとめをし、アンケート用紙をくばった。時間的にきつかったが約9kmのコースをまわり、中新世〜第四紀までを観察し、おみやげもまあまあだった。
{間室・下野:支部報“秩父の峯”より}(参加者 105名)
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