最終更新日：2023年7月8日

　４年ぶりの対面での総会です。会員の皆さん、ぜひ「日本地質学発祥の地」埼玉・秩父に集まりましょう。

◆総会への参加申込みは済みましたか。
　ちちぶ総会ホームページから申し込んでください。7月20日締切りです。

◆フィールドシンポに参加を！
　フィールドシンポ（現地討論）では、埼玉支部会員が中心となって行っている団体研究の成果を露頭を前に議論します。その日の夜には、ポスター討論会で引き続き議論を深めます。
　フィールドシンポ（地学ハイク）では、埼玉支部の日曜地学ハイキングの常連の会（日曜地学の会）の会員といっしょに地ハイのコースを歩き、体験していただきます。これを翌20日のシンポジウム�Uへとつなげ、地団研の普及活動について経験交流します。
＊フィールドシンポ5コースの内容は、そくほう5月号、または総会ホームぺージをご覧ください。
＊フィールドシンポ（地学ハイキング）に申し込まれた方は第2希望も選んでください。第2希望にまわった場合は、8月初めにご本人に連絡します。

◆ポスター討論会「肥後-阿武隈帯の大規模火成・変成コンプレックス」
　フィールドシンポ（現地討論会）「跡倉ナップ―跡倉ﾅｯﾌﾟを構成する前期白亜紀花崗岩類と変成岩―」に引き続き以下の内容の討論会が行います。
日時：8月19日(土)17時〜19時
内容： 前期白亜紀花崗岩類とそれに伴う変成岩類は九州の肥後，四国の八幡浜大島，関東の下仁田･小川･秩父，阿武隈に分布し，肥後−阿武隈帯が提唱されています。これらは、アジア大陸東縁と日本列島の関連を考えるうえで重要な地質体です。

　プログラム

1. 「皆野町〜寄居･小川町，跡倉ナップの異地性花崗岩-変成岩複合岩体(寄居複合岩体)」高木秀雄（早稲田大学)
   
2. 「下仁田町，跡倉ナップを構成する前期白亜紀花崗岩類と変成岩類」保科 裕(下仁田自然学校)
   
3. 「四国八幡浜，大島変成岩類の年代と地体構造上の意義」小山内康人（元九州大学）
   
4. 総合討論　 肥後−阿武隈帯の120Maの変成作用，110Maの深成作用，100Maの脆性変形作用

◆夜間小集会「秩父堆積盆地発生期の諸現象」
　秩父盆地団研は「秩父堆積盆地の発生過程の解明」をテーマとして活動を続けてきました。その成果を報告し議論していただく会を企画しました。堆積盆地の発生過程に興味のある方はぜひご参加ください。
日時：8月20日（日）17時〜19時
会場：総会会場2階の会議室
責任者：岡野裕一（秩父盆地団体研究グループ）
連絡先： 72okanoy@gmail.com
　この集会の細かな内容について、今後、総会ホームページでご紹介いたします。

◆ポスターセッションの申込みを延長します
　会場に余裕がありますので、申込み締切を7月7日まで延長します。
なお、要旨締切7月20日です。 「発表者名(所属支部等)」「発表タイトル」「連絡先（住所・電話番号・メールアドレス）」を総会準備委員会ポスターセッション係　関根栄一sekine-e@ mxz.mesh.ne.jp

【ちちぶ総会からのお知らせ】
　ちちぶ総会に関連して、以下の企画が行われます。問い合わせは、各主催者まで。

◆秩父堆積盆地基底部、前原不整合の巡検
　―「秩父堆積盆地発生期の諸現象『前原の不整合』の観察」―
日時：8月21日（月）9時　秩父鉄道皆野駅前集合
　または　9時20分「前原の不整合」駐車場で合流
　 12時頃　解散予定
内容：中新統と基盤の境界にあたる、「前原の不整合」直上の堆積物の観察。さらに、中新統内部にみられる不整合についても見学します。それらをもとに、堆積盆地発生期〜発展期の状況について議論します。
申込・連絡先：岡野裕一（秩父盆地団体研究グループ）　所沢市並木8-2　県立所沢中央高校
　04-2995-6088 e-mail：72okanoy@gmail.com
詳細については、お申し込みいただいた方に直接ご連絡いたします。