TOP ■ちちぶ総会紹介シリーズ ■(6)ようこそ、ジオパーク秩父へ | ||||||||||||||||||||||
日本地質学発祥の地・ちちぶ総会シリーズ(6) ようこそ、ジオパーク秩父へ 最終更新日:2023年7月8日 |
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秩父地域は、関東山地の北部に位置し、西南日本外帯の地体構造、すなわち、北から三波川変成帯、ジュラ紀付加体の秩父帯北帯、秩父帯中帯の山中白亜系、ジュラ紀-前期白亜紀付加体の秩父帯南帯、白亜紀付加体の四万十帯が帯状に配列しています。その中に新第三紀前期-中期中新世の秩父堆積盆地の地層が分布し、そこには第四紀に形成された河成段丘が発達しています。また、南西部には後期中新世の甲府花崗閃緑岩体、秩父帯南帯には後期中新世の秩父トーナル岩とその貫入にともなう秩父鉱山のスカルン鉱床がみられます。このように様々な地質現象がみられることから古くより地質学徒の訪れるべき場所とされてきました。 (埼玉支部 関根栄一)
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