地団研埼玉支部 日曜地学ハイキング200回記念総括誌 1986.9

編集後記

 小生が、新任のK先生に勤められて「日曜の地学」を手にし、武甲山の「日曜巡検」に参加したのは中学1年生のときだった。大学生になって新しい「日曜の地学」がでると、長期の休みに、それをもってバイクで自主巡検をしたり、同級生や後輩を連れて歩いたものだ。教師になってからは生徒を連れて「日曜地学ハイキング」に参加した。そして、地ハイ係として、200回を迎えられたことを非常に嬉しく思う。
 この冊子には、「日曜地学ハイキング」にかけてきた人達のあつい思いが凝縮されている。200回達成を機に、「地ハイ」を創りだし、発展させてきた人達の実践に学び、今後の活動のすすめ方について討論をひろげてゆきたい。
 最後に、お忙しい中、投稿をお寄せくださった方々に、感謝の意を表します。また、病床からこの総括誌のために、原稿をお寄せくださり、200回の直前に他界された、故・町田二郎会員の「日曜地学ハイキング」に対する多大な功験を称えます。町田会員の持つひろい知識と普及に対する姿勢は、これからも会員のめざすところとなるでしょう。

1986年9月14日
 地学団体研究会埼玉支部日曜地学ハイキング係
                     小幡 喜一


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