テーマ
- 秩父堆積盆地の発生過程の解明
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- どのような構造運動で堆積盆地が発生したか?
- 堆積の場がどう変化したか?
- 古環境はどう変化したか?
発足の経緯
- 1982 〜1983年ごろ,調査のまとめの段階に入っていた足柄団体研究グループの中で,故藤田至則さんが「堆積盆地の発生過程を知るために秩父盆地の調査をしたらどうか」と提案された.このことが秩父盆地団体研究グループを発足させるきっかけになった.
- いっぽう,1977年発足の五日市盆地団研の中心メンバーは,1981年に論文を公表後,関東山地内部の新第三系を研究対象に,三富層の陸上火山堆積物とした乾徳山地地質調査グループ,秩父盆地堆積盆地の末期堆積物を中心とした秩父盆地新第三紀団体研究グループと,フィールドをかえて継続的に研究を続けてきた.
- そのメンバーを中心に,堆積盆地の発生について秩父盆地をフィールドに調査を始め,現在に至っている.
秩父堆積盆地発生期の問題に関して,盆地縁辺部の地質図はほぼ完成したが,さらに専門別のテーマの追求をすすめ,盆地発生期の問題を詳細に検討している.
発足したころの写真(1991年3月29日,秩父市下吉田阿熊川)
最近の写真(2018年12月26日,皆野町野巻笹原)
活動期間
中心メンバー
元高校教師4名,高校教師会員1名,学生数人。
成果 発表論文など
(文責:岡野裕一)
2023年 1月29日現在
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